結束バンドはヘッド等、役割を持った部分で出来ている

結束バンドとは、複数本のケーブルを束ねる際に使用したり、壁にケーブルを固定する際等に使われるものです。

一度結束すると容易に緩むことのない優れた特長があります。結束バンド以外にも色々な名称で呼ばれることもあります。素材には、ナイロンやポリプロピレンが使われています。そのような柔らかい素材で出来ているので、丸めて両端を合わせることが出来ます。その他に金属で出来ているもの等もあります。それぞれで耐久性等、性質が異なるので、用途によって使い分けられます。

結束バンドは、細長い棒のような形状をしており、側面から見ると薄い平らな形をしています。長さは10cm程のものから長いものでは1m近くになるものもあります。片方の先端には、立方体のようなものが付いており、もう片方の先端はやや尖った形をしています。これといって特徴のない様な簡単な作りのものではありますが、そのようなものでも各部分にはちゃんと名称が付けられているのです。先ほどの立方体のようなものは「ヘッド」と呼ばれています。

そしてもう片方の先端部分は「テール」です。それらの間の細かいキザギザが施されている部分は「バンド部」と呼ばれています。ヘッドには小さな穴があり、そこへテールを通すことが出来る様になっています。

バンド部にまで達すると、ヘッドの穴の中にある小さな突起がバンド部のキザギザと噛み合うため、締めることは出来ても緩めることが容易には出来ないようになっているのです。このようにそれぞれの役割を持った「部分」によって結束バンドは出来ています。

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