降雪のある地域で生活する場合の結束バンドについて

生活する中でDIYを楽しんで居られる人はたくさんいると思いますが、DIYする時に結束バンドを使うことがあるのではないでしょうか。

もちろん作るものによっては特に使う必要がない時もあるでしょうけども、一袋で100本程入っていて価格は数百円といったところですし、手軽に使えて、第一とても便利です。どのホームセンターでも置いているはずです。ところで、結束バンドはそういった手軽さゆえに室内など、普段生活している場だけでなく、屋外でも使われたりします。屋外ケーブルの設置や家庭菜園の支柱を結ぶ時などに使われたりもしますが、その他にもアイデア次第で色々あると思います。

ところが、屋外で使用する場合に気をつけなければならないことがあります。というのは室内とは違い天候などの影響を直接受けてしまうからです。特に紫外線は結束バンドのような樹脂素材のものを劣化させていきます。それだけではなく塩害もあります。塩害と言えば海の近くだけと考えがちですが、実はそうではありません。海から離れた場所でも降雪のある地域では塩害を受ける可能性があります。降雪時には道路が凍結しないよう、積もった雪を融かす融雪剤を散布したりしますが、その成分には塩化物が使用されています。

それが融雪した後に流れていくのですが、自動車が走るたびに水しぶきをあげたりもするので、それが風に乗って道路から離れた所に飛んでいくことも考えられます。つまり塩害が発生しやすくなります。ですので、降雪する地域で融雪剤を日常的に散布している場合、結束バンドの劣化を早めたりもします。ですので、そういう地域では、念のため屋外で使用する場合は、普段生活している場で使うタイプではなく屋外用で耐塩害性を持つタイプを使用しなければなりません。

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