光回線やADSL回線終端装置から離れた場所でパソコンを使う場合、lanケーブルの長さが足らないという問題にあたります。
多くの方が無線LANルーターを用いて解決をなさるでしょうが、ルーターで無線化にすると通信速度が下がってしまいストリーミング配信の映画やオンラインゲームをスムーズに楽しめないというデメリットも生まれます。せっかく高速インターネット回線を契約していても、通信速度が落ちてしまうのは不本意なものですがこの問題を解決してくれるのがlanケーブル用ハブです。
ハブは「スイッチングハブ」の略称であり、長さが足りなくなったケーブルの終端に設置してさらに延長させられるアイテムになっています。lanケーブルの場合、一般家庭用だと最長で20mの製品が販売されていますがこの長さだと戸建て住宅の2階までしか対応しきれません。しかし、ハブを付けるとさらに20m延長させられるので離れた場所でもパソコンを快適に使用することが出来ます。
ケーブルが長くなりすぎると通信速度や感度が衰えるのではないかと心配されるかもしれませんが、lanケーブルは光ファイバーを用いた構造になっておりどれだけ長くしていても通信速度が落ちることはありません。ハブには接続口が2つ以上備わっているものもあるので、高速通信の分配器としての役割も担ってくれます。契約なさっているインターネット回線の速度をそのままの状態で使用いたい場合には、lanケーブルを延長させるのが賢明な方法といえます。